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2011年9月27日火曜日

選択

①サンドマット工法
軟弱地盤上に、厚さO.5~1.2m程度のサンドマット(敷砂)を、次の目的で施工する
・軟弱層の圧密のための上部排水層の役割を果たす
・排水層となって盛土内の水位を低下させる
・盛土、軟弱地盤対策工の施工に必要な重機のトラフィカビリティを確保
・軟弱層が地盤の上部にあり、薄い場合には、サンドマット層の施工だけで
  地盤処理の目的を果たすこともある

②深層混合処理工法
  塊状、粉末状、スラリー状の石灰、セメント系の安定材を地中に供給して、
  原位置の軟弱土と強制混合することによって、原位置で深層に至る強固な柱体
  状、ブロック状、壁状の安定処理土を形成するものである
  盛土のすべり防止、沈下の低減、橋台背面の側方流動防止などを目的として
  使用されることが多い
   他の工法と比較して、施工時の騒音・振動など、周辺環境への影響が比較的
  小さいなどの理由により、構造物や民家が近接している箇所で採用される

○コンクリートの打込み作業にあたっては、鉄筋の配置や型枠を乱さない
○打ち込んだコンクリートは、型枠内で横移動させてはならない
○打込み中に著しい材料分離が認められた場合には、
 材料分離を防止する手段を講じる
○一区画内のコンクリートは、打込みが完了するまで連続して打ち込む
○コンクリートは、原則としてその表面が一区画内でほぼ水平になるように
 打ち込む
○コンクリート打込み1層の高さは、締固め能力を考慮して定める
○コンクリートを2層以上に分けて打ち込む場合、上層のコンクリートの打込み
 は、下層のコンクリートが固まり始める前に行い、上層と下層が一体となるよ
 うに入念に施工する
○型枠が高い場合には、型枠に投入口を設けるか、縦シュートあるいはポンプ配
 管の吐出口を打込み面近くまで下げて、コンクリートを打ち込む
○シュート、ポンプ配管、バケット、ホッパ等の吐出口と打込み面までの高さは、
 1.5m以下を原則とする
○コンクリートの打込み中、表面にブリーディング水がある場合には、適当な方
 法でこれを取り除いてからコンクリートを打ち込む

○コンクリートの締固めには、内部振動機を用いることを原則とし、薄い壁など
 内部振動機の使用が困難な場所には、型枠振動機を使用してもよい
○コンクリートは、打込み後速やかに十分締め固め、コンクリートが鉄筋の周囲
 および型枠のすみずみにゆきわたるようにする
○せき板に接するコンクリートは、できるだけ平坦な表面が得られるように打ち
 込み締め固める
○振動締固めにあたっては、内部振動機を下層のコンクリート中に、10cm程度
 挿入させる
○内部振動機の挿入間隔および1箇所当りの振動時間などは、十分に締め固めら
 れるものとし、内部振動機はコンクリートから徐々に引き抜き、後に穴が残ら
 ないようにする
○再振動を行う場合は、コンクリートに悪影響が生じないように、適切な時期に
 行う

目視点検項目
確認内容
部材相互の接続部
および継手部のゆ
るみの状態
切梁と切梁の接続部、切梁と腹起しの接続部、
切梁と中間支持柱の接続部、火打ちと腹起し
切梁との接続部等にゆるみがないことの確認

○工場は原則としてJISマーク表示許可工事で、かつコンクリート主任技士
 またはコンクリート技士の資格をもつ技術者、あるいは、これらと同等以上の
 知識経験を有する技術者が常駐している工場から選定する
○工場の選定に際しては、現場までの運搬時間、荷卸し時間、コンクリートの
 製造能力、運搬車数、工場の製造設備、品質管理状態などを考慮する

○JISA5308によるレディーミクストコンクリートを発注する場合は、所定の品質
 のコンクリートが得られるように、JISA5308に基づき、レディーミクストコン
 クリートの種類と指定事項を指定しなければならない
○購入者が生産者と協議のうえ指定することができる事項
 ・セメントの種類、骨材の種類、粗骨材の最大寸法
 ・骨材のアルカリシリカ反応性による区分
 ・区分Bの骨材を使用する場合は、アルカリ骨材反応の抑制方法
 ・軽量コンクリートの場合は、コンクリートの単位容積質量
 ・コンクリートの最高または最低の温度
 ・水セメント比の上限値

○盛土の締固め度や強度特性は、材料試験に基づいて設計されるが、実際に盛土
 を施工した場合、所要の締固め度や強度が得られないことがある
○設計と施工で品質の差が生じる要因
 ①土質条件に適合しない締固め機械の選択
 ②1層の敷ならし厚の不適切
 ③施工含水比の調節の不適切
 ④土質条件に適合しない締固め規定の選択

○強風・大雨・大雪等の悪天候もしくは、中震以上の地震または足場の組立て、
 一部解体もしくは変更の後において、足場の作業を行うときは、作業を開始す
 る前に、次の事項について、点検し、異常を認めたときは、直ちに補修する
 ①床材の損傷、取付けおよび掛渡しの状態
 ②建地、布、腕木等の緊結部、接続部および取付部のゆるみの状態
 ③緊結材および緊結金具の損傷および腐食の状態
 ④手すり等の取り外しおよび脱落の有無
 ⑤脚部の沈下および滑動の状態
 ⑥筋かい、控え、壁つなぎ等の補強材の取付け状態および取り外しの有無
 ⑦建地、布および腕木の損傷の有無
 ⑧突りょうとつり索との取付部の状態およびつり装盾の歯止めの機能

○型枠支保工についての措置
 ①支柱の沈下、滑動を防止するため、必要に応じ敷砂・敷板の使用、コンクリ
  ート基礎の打設、杭の打込み、根がらみの取付けなどを行う
 ②支柱の継手は突合せまたは差込みとし、鋼材はボルト、クランプ等を用いて
  緊結する
 ③型枠が曲面の場合には、控の取付けなど、型枠の浮上りを防止するための
  措置を講じる
 ④支柱は大引の中央に取付けるなど、偏心荷重がかからないようにする
 ⑤型枠支保工の組立、解体の作業では、作業区域には関係者以外の立入を禁止
  する
 ⑥材料、工具のつり上げ、つり下げにはつり綱、つり袋を使用する
 ⑦鋼管支柱は、高さ2m以内ごとに水平つなぎを2方向に設け、堅固なものに
  固定する
 ⑧パイプサポートは、3本以上継いで用いない
 ⑨パイプサポートを継いで用いるときは、4個以上のボルト、専用の金具を
  用いる
 ⑩鋼管枠と鋼管枠との間には、交差筋かいを設ける
 ⑪鋼管枠の最上層および5層以内ごとの箇所において、型枠支保工の側面なら
  びに枠面の方向および交差筋かい方向に、5枠以内ごとの箇所に水平つなぎ
  を設け、水平つなぎの変位を防止する

○事業者の産業廃棄物の運搬、処分等の委託の基準
 ①産業廃棄物の運搬は、他人の産業廃棄物の運搬を事業として行っている者に
  委託すること
 ②産業廃棄物の処分・再生は、他人の産業廃棄物の処分・再生を事業として
  行うことができる者に委託すること
 ③委託契約は、委託契約書により行い、次の事項が含まれていること
  ・委託する産業廃棄物の種類および数量
  ・産業廃棄物の運搬を委託するときは、運搬の最終目的地の所在地
  ・産業廃棄物の処分、再生を委託するときは、処分、再生の場所の所在地
  ・処分再生の方法および処分再生に係る施設の処理能力
  ・その他環境省令で定める事項

○建設資材
 ①建設資材とは、土木建設に関する工事に使用する資材で、コンクリート、
  アスファルト、木材、金属、プラスチックなどである
○建設資材廃棄物
 ①建設資材廃棄物とは、建設資材が廃棄物となったもので、解体工事および
  新設工事で発生するコンクリート塊、木屑などである
 ②土砂は、土地造成などに使用できる有用材なので建設資材廃棄物には該当し
  ない
○特定建設資材
 ①再資源化を行うと資源の有効利用および廃棄物の減量に大きく寄与するもの
 ②再資源化に当たって経済的コストが大きくなく(高度技術の使用、多大な運搬
  経費などがなく)全体としても資源の有効利用になるもの
 ③コンクリートと木材を特定建設資材として定めている

 ① コンクリート
 ② 木 材

2)計測1…掘削地山側の地表面を削り主動土圧を軽減する。
  計測2…適切な地下水低下工法の採用により地下水位を
      低下させる。
種子散布工
浸食防止、
凍土崩落抑制
全面植生緑化
植生に適した地山法面であることが必要
比較的法面勾配がゆる<透水性のより安定した法面に適する。

植生基材
  吹付工

浸食防止、
凍土崩落抑制
全面植生緑化
肥料、種子、水等を混合してポンプ吹付用ガンにて吹きつけるもので、多少植生
に不適な切土法面、急勾配に用いることができる。

現場打ち
コンクリート
枠工
法面表層部の崩落防止、最大のり面の安定・岩盤剥落防止

湧水を伴う風化岩やコンクリートブロツク枠工では崩落のおそれのある箇所に用いる。

吹付枠工
風化・浸食・表面水の浸透防止
・法面の形状にあわせて枠を構築することができるので施工性がよい。
・亀裂の多い岩盤、早期に保護する必要がある岩盤に用いる。

適切でないもの
訂正箇所

打ち込み後 → 打ち込み前

5倍以上  → 10倍以上

遅<    → 早<
劣化機構
劣化原因
概要

中性化

二酸化炭素
●空気中の二酸化炭素の作用を受けて、コンク
 リート中の水酸化カルシウムが徐々に炭酸力
 ルシウムになり、コンクリートがアルカリ性
 を失うこと。
●鉄筋の周囲を囲んでいるコンクリートが中性
 化し、水や空気が浸透してくると鉄筋がさび、
 構造物の耐荷性や耐久性が損なわれる。

塩害

凍害

塩化物イオン

凍結融解
作用
●コンクリート中に存在する塩化物イオンの作
 用により鋼材(鉄筋やPC鋼材など)が腐食
 することによって、膨張しコンクリー卜にひ
 び割れが発生する現象。
●ひび割れにより、酸素と水の供給は容易とな
 り腐食は加速され、かぶりコンクリートの剥
 落や鋼材断面積の減少による部材耐力の低下
 に至る。
●コンクリー卜に含まれている水分が凍結する
 と、凍結膨張の際生じる水圧がコンクリート
 の破壊をもたらす。

アルカリシリカ反応

反応性
骨材
●セメント中のアルカリと骨材の中の反応性シ
 リカが反応して、生成や吸水に伴う膨張によ
 って⊃ンクリートにひび割れが発生する現象
 をアルカリ骨材反応という。
●アルカリ骨材反応による膨張力によって、伸
 び能力の低い鉄筋曲げ加工部や圧接部周辺で
 鉄筋が破断する場合も報告されている。

《打ち込み》
①コンクリートの吐出□と打込み面の高さを1.5m以下とする。
②コンクリートの1層の打込み高さは、40~50cm以下とする。
③打上がり速度は、30分につき1~1.5m程度とする。
④運搬されてきたコンクリートは直ちに打込む。
⑤打込んだコンクリートは型枠内で横移動させないよう、打込み箇
 所を多<する。
⑥一区画内のコンクリートは打込みが完了するまで連続して打込む。
⑦-区画内のコンクリートの表面は、ほぼ水平となるように打込む。
⑧コンクリートを2層以上に分けて打込む場合は、下層のコンクリ
 ートが固まる前に上層のコンクリートを打込む。
⑨コンクリートの打込中表面にブリーディング水がある場合はこれ
 を取り除<。
 《締固め》
①内部振動機は下雁のコンクリートに10cm程度挿入してよ<締固め
 る。
②内部振動機の挿入間隔は、一般に50cm以下とする。
③1ヵ所あたりの振動時間は5~10秒とする。
④内部振動機は鉛直にゆっくり挿入し、ゆっくり鉛直に引き抜<。
 引き抜きは、後に穴が残らないよう徐々に行う。
⑤内部振動機は、コンクリートを横移動させる目的で使用しない。
⑥内部振動機の型式、大きさおよび数は、1回に締め固めるコンク
 リートの全容量を十分に締め固めるのに適するように選定する。
⑦内部振動機の型式、大きさおよび数は、部材断面の厚さおよび面
 積、1時間あたりの最大打込み量、粗骨材の最大寸法、配合、特
 に細骨材率、コンクリートのスランプなどを考慮して選定する。
⑧再振動を行う場合は、締固めができる範囲でなるべ<遅い時間で
 行う。

原   因
防止対策
盛土部のすべり破壊による亀裂発生
地山と盛土部の接続線のすべりを防止するため
段切りを設ける。浸水による接続部のせん断を
防止するため地下排水工を設ける。

盛土部の締固め不良による沈下
・せん断強度の大きい良質の盛土材を用いる。
・敷均し厚を適正にし、極力薄雁でまき出し締
 め固める。
・施工含水比を適正に管理して締固め作業を行
 う。
・施工箇所、施工土質に適合した締固め機械を
 用いて、ていねいに締固める。
                 など
〔設問1〕(イ)…つり上げ性能曲線 (□)…隔離
     (ハ)…支持力       (二)…アウトリガー
     (ホ)…重心位圖
〔設問2〕
 ①事前に作業箇所及び、その周辺の地山についてボーリングなど
  の適切な方法で調査する。
 ②事前調査に基づき適切な施工計画を立てる。
 ③地山の掘削作業主任者を指名し、この者の直接の詣揮のもとに
 作業を行わせる。
④その日の作業を開始する前や、降雨や地震の後に作業箇所や周
 辺の地山の状態について点検する。
⑤作業を安全に行うために必要な照度を確保する。
⑥手堀りによる場合は地山の土質IZ応じた掘削高さごとの安全な
 勾配を確保して作業を行わせる。
【問題6】
〔設問1〕
(イ)
(ハ)
(ホ)
…建設発生土
…建設発生木材
…利用が不可能
(□)
(二)
…コンクリート塊
…利用の可能性
など
〔設問2〕
①機械の騒音は、エンジン回転速度に比例するので、不必要な空ふ
 かしや高い負荷をかけた運転は避ける。
②履帯式機械は、走行速度が大きくなると騒音・振動ともに大き<
 なるので、不必要な高速走行は避ける。また、履帯の張りの調整
 に留意する。
③土工板、バケットなどの衝撃的な操作は避ける。
④掘削積込み機から直接トラック等に積み込む場合はていねいに行う。
⑤振動・衝撃による締固めを行う場合は、機種の選定、作業時間帯
 に十分留意する。
⑥運搬路は、できるだけ平坦に整備する。
以上から書<。

設問2

留 意 点
①良質な埋戻土を使用し、
 偏土圧を加えないように、両側へ均等に薄層で締め固め、埋戻す
②施工場所や施工条件に関わらず、小型機を使用し薄層で締固める突貫的な盛土・埋戻は避ける

単位水量
耐凍害性
水密性
セメント
空気量

適切でない理由
①直径0.9㎜以上の焼なまし鉄線で緊結する必要がある
②内部振動機でコンクリートを流動化させながら移動してはいけない
⑥ 腐食環境に注意を要する箇所では、コンクリート製・モルタル製の
        スペーサを使用する
⑦ 下層コンクリートが固まり始める前に、上層コンクリートを打設する


品質特性
品質標準
データ
安 定
原 因

①分布の位置と幅が適当で、規格値を満足していること
②分布の山が二つ以上ないこと    ③離れ島のように飛び離れたデータはないこと
④分布の右か左が絶壁型となっていないこと


根入れ
根がらみ
組立図
変 位
緊結金具

①つまずき・すべり・踏抜等のないように、常に通路面を安全な状態にしておく
②墜落が予想される箇所には、高さ75cm以上の丈夫な手すりを設ける
③正常通行の妨げとならないよう、適度な照明を確保する
④ 通路の勾配は30度以下とし、通路面から高さ1.8m以内に障害物を置かない
⑤ 足場材料には、損傷・変形・腐食のあるものを使用しない

①対象建設工事に係る建築物等およびその周辺の状況に関する調査
②分別解体等をするために必要な作業を行う場所に関する調査
③ 特定建設資材廃棄物、その他の物の搬出経路に関する調査
④ 残存物品の有無の調査
⑤ その他対象建築物等に関する調査

切土法面勾配に標準法面勾配を適用できないことがある地盤条件
①崩積土、強風化斜面の場合
②泥岩、蛇紋岩等、風化が速い岩の場合


材料分離
モルタル
品質
排出
漏出

コンクリート構造物の耐久性照査項目
①化学作用に対する抵抗性
②気象作用に対する抵抗性

管理図 上方管理限界 下方管理限界 LCL 17 R管理図 上方管理限界 UCL17.5

品質特性を決める場合の留意点
①工程の状態を総合的に表すものであること
②設計品質に重要な影響を与えるものであること

移動式クレーンの配置・据付にあたっての留意点
①移動式クレーンの転倒等による労働者の危険を防止するため、あらかじめ、当該作業に係る場所の広さ、地形及び地質の状態、運搬しようとする荷の重量、使用する移動式クレーンの種類及び能力等を考慮して、作業の方法、転倒を防止するための方法、労働者の配置及び指揮の系統を定めなければならない。
②アウトリガーを有する移動式クレーン又は拡幅式のクローラを有する移動式クレーンを用いて作業を行うときは、アウトリガー又はクローラを最大限に張り出さなければなちない。
③地盤が軟弱であること、埋設物その他地下に存する工作物が損壊するおそれがあること等により移動式クレーンが転倒するおそれのある場所においては、転倒を防止するため必要な広さ及び強度を有する鉄板等を敷設し、その上に移動式クレーンを設置する必要がある。

土止め支保工の部材の取付けにあたっての留意点
①切りばり及び腹おこしは、脱落を防止するため、矢板、くい等に確実に取り付けること
②圧縮材(火打ちを除く)の継手は、突合せ継手とすること

建設廃棄物材
建設発生土
一般廃棄物
産業廃棄物
特別管理
産業廃棄物

建設工事を施工する者の役割
①建築物等の設計及びこれに用いる建設資材の選択、建設工事の施工方法 等を工夫することによる建設資材廃棄物の発生抑制
②建設資材廃棄物の再資源化により得られた建設資材の使用

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